試しに原付に乗ってみた

犬の散歩中、今までは全く眼中になかった配達おじさんや、バイクに乗ってる人全般に尊敬の眼差しを送ってしまう。

足元がペダルを動かそうものなら歓声をあげてしまいそうになる。
本当は近寄って、そのノウハウをお伝えしてもらいたいのはヤマヤマなのだが、話しかける勇気はもちろん無い。が、熱い眼差しでいつまでも見送る私は、ちょっと恐怖の対象かもしれない。


車で信号待ちしてる時にも、横にバイクが来ようものなら、躊躇なくガン見する。発進して行くまでしっかりと見届ける。



今日はパート先の人からお借りして、試しに原付に乗らせてもらいました。
うちには息子が中学生のときに使っていた自転車ヘルメットしかないので、白いそれを被って広場で乗車。

実に約30年ぶり、車の免許を取った時にちょっとだけ乗った以来である。
やっぱり、さっぱり手順が分からない。
最初に跨り、キーを回すのはさすがに分かる、その後はもう分からない。
教えてもらいボタンを押す、そのままずっと長押しして持ち主を慌てさせる。
アクセルをちょっと回すだけで、すごい加速を感じて、全身が硬直し非常に怖い。いちいちブレーキをかける。
バランスが取れない為、両足はバタバタと地をひたすら蹴りつつ移動。
どうしても足をステップに乗せる事ができない。
5分も経ってないのに血の気が引いて断念。

正直、もう少しマシかと思っていました‥。全く乗ったことは無かったものの、乗ってみたら意外と乗れちゃうじゃないのって展開になる気がしていたのに。
原付は全く乗れない事が改めて判明しました。
大丈夫か、私。
これは想像以上に苦労するだろうなぁ。泣

見ていてくれたバイクに乗れる先輩が、人より3倍以上時間がかかるだろうと予言をしてくれた。それはもう全く否めない。

原付にあんなに乗れなかった私ですもの、400のバイクで練習するわけだから、店で見たあんなに大きいバイクを果たして動かす事ができるのか、甚だ疑わしい。

が、とにかく踏み出さないことには前に進めないし、50目前の身としては、今から原付とお友達から始めている時間はない。

希望としては1日でも早くバイクの免許を取りたいのだ。

きっと車校で伝説になる程、とてつもなく時間がかかるに違いない。でもそれが良い思い出に変わる時が来たとしたら、それはもう感無量であろう。

決して挫折することなく、覚悟して、免許目指して頑張りたい。