22時限目(2段階3時限目)は危険回避

教習の日は、今日はどうだろう?できるだろうか?

と、常に自信がない。

そして朝から緊張してブルーな気持ちだ。


20時間以上も教習してるのに、慣れるとか楽しみとか気楽とか、そういった感情は皆無だ。

ひたすら、心配とか恐怖とか不安とかに支配されている。

こんな気持ちだから、ちっとも進歩がないのかもと思い直し、

「楽しみ楽しみ」

と、車の中で唱えながら、今日もやって来ました教習所。


今日はお若いA指導員様。

私の原簿を見るなり、

「2段階ですねー」

と、嬉しそうに仰って頂けて、目頭が熱くなる。

「長かったですが、やっとですー!」


いつも何故か私は、T指導員様でできるようになり、A指導員様で出来なくなることが多いような気がする。

それはきっと、A指導員様が優しい雰囲気だから、ついつい年甲斐もなく甘えた気持ちになるからに違いないと、私は分析している。

でもでも、私ができなくなると、あからさまに呆れたお顔をなさるので、なるべくなら出来るを維持したいものだと思ってはいるのですが。

A指導員様の時は特に、緩んでしまいそうな気を引き締めようと思います。


まずは1コースを1周。

すぐに2コースへ。

スラロームの最後の二ヶ所のパイロンを踏んづけただけで、そう大きな失敗もなく2周しました。


急制動が上手にできて、

「スピードもブレーキのタイミングも合格です」

と言われて舞い上がる。


「危険回避の練習をしましょう」

と言われ、行ったことない方面へ。

パイロンを2個横に並べて、そこを通り過ぎる時は3速30キロで。

指導員様がその先に立っていて、旗を上げるので、旗が上がってない方に避けつつ停止。

というのを3回やりました。

指導員様を轢いたら大変!と緊張する。


3回とも失敗なくできたので良かった。

でも、やり終える度に、その場でUターンせねばならず、両足ついてヨチヨチヨチヨチとターンするのが大変でした。

ギュイーンとUターンできたらどんなにいいか。

もしかして、できるのかもしれないですが、勇気がないのでやりません。


もう終わりかな?疲れたし。と思っていたら、

「2コースへ戻っていいですよ」

と。頑張ってもう2周。

疲労感を感じながらも失敗なく回れました。


最後に8の字コースをスラロームみたいにグネグネ走って終了。


原簿をもらう際、

「村々さん、だいぶ良くなったね。でもまだ余裕がなさそうだから、余裕を持って運転できるといいね」

と。今までA指導員様からお褒めの言葉を頂いたことがなかったので、嬉しさひとしおです。


余裕は全くありません。

いつもどんな時も必死です。

余裕などを併せ持つのは1年はかかると思います。


次の月曜日は再びシュミレーションです。

恥をかかない程度に上手に操作できるといいのですが。