叱られた11時限目

「11時間も乗って、まだ思った所でビシッと止まれないのは、普段からいかにスピード出してないかってことです。今日1日見ていて、村々さんは全くスピードを出さないので、ブレーキの練習が全くできてないです。ご自分の殻を破ってスピード出さないと、何十時間練習しても同じですからね」


とS指導員様からお叱りを受けました。


1コースの直線ではギアを3にして、今日はスピードを出したつもりでいたのに。

一瞬だけど40キロ出した時もあったのに。

自分では少しづつ慣れて、だんだんスピードのことにも気が回るようになってきたと思っていたのに。


でも0の字をグルグル回った後で、ここで止まってと言われた場所からオーバーしたのがいけなかった。


最後には125CCの小型バイクを用意され、

「これで1コース回ってみて」と。


加速しようとして、アクセルを回すと車体がガクガクして、なんか安定しない。

車体は小さいから怖くはないけど、初めて乗るから、どの程度アクセル回せばいいのか分からず、よけい慎重になる。

ブレーキペダルもギアペダルも、なんかいつもと違って扱いづらいなぁと思いながら一周した。

スピードなんて全く出せなかった。

400CCの方がまだマシなくらい。

小さいからって慣れてない初めましてのバイクで高速で走れって、不器用な私には酷な話です。


そして、その後に前述のお叱りを。

125CCの方が乗りにくかったとは、とても言えない雰囲気で。

なんか持て余されてる感がダダ漏れで、とても悲しい気持ちになりました。


きっとイライラするんだろうな。

何時間経ってもちっとも進歩のない私に。

でも私だって、少しづつ慣れていることは確かだ。


S指導員様は言ったじゃないですか。

「村々さんにとっては、高校生が大型トラックの免許取るようなものだから、腰を据えてゆっくり頑張りましょう」と。


私も頑張ってスピード出すよう努力しますが、S指導員様もイライラなさらず、長い目で見守って頂けるとありがたい。


GW中は車校がお休みで、次の予約は来週の金曜日です。

こんな嫌な気持ちのまま1週間過ごすのは辛いなぁ