23時限目(第2段階4時限目)はシュミレーション

今日はシュミレーションでした。

生徒は私1人だけ。

そんなこともあるのですね。


指導員様は、以前一度だけ教習して頂いたベテランのK指導員様でした。

教室に向かう道中、

「2段階に来れたってことは、一通りできるようになったんですね?」

と、意外そうに問いかけられる。

「いつもできるとは限らないのですが、できる時もあります」

と正直に言う。


「事故にあうパターンを5パターンやります」

ということで、1人で全パターンをやるみたい。

人に見られるプレッシャーがない為、とっても気楽。


右折しようとしたら、反対車線に右折待ちのトラックがいて、私が発進したら、トラックの横から原付が直進してきて激突。

その原付の後ろから、バイクまで来ていて、もみくちゃになった。


今やった画像を振り返る。

「直進した時に、この原付は見えてるから避けることができるけど、その後ろから更に来るバイクにぶつかることが多いです」

ということで、私みたいに、初めから見えてる原付にぶつかるのは論外とのこと。


前にタクシーが停まってて、タクシーがなかなか発進しないので、だいぶ経ってから後ろから追い越したところで終了。

「ほんとなら、すぐに追い越したら前からクルマが来てぶつかるはずでした」

ということで、私がのんびりしていたので何事も無く終了。


渋滞中に、前を走るバイクが、車の横をすり抜けて走って行く。

私はそんな事せずに、おとなしく車の後ろにずっといて終了。

「前のバイクについて行ったら、左折の車に巻き込まれてました」

これもまた事故を回避。


狭い道路を走ってたら、左から車が来てぶつかる。

ぶつかるだいぶ前から、来ることが見えているのに、何故か止まらずぶつかって行く。

「止まりましょうね」

と言われ、

「そうですよね、なんで突っ込んで行ったのでしょう」

と、自分でも呆れる。


その夜バージョン。

車の光が見えるから、さすがに止まれた。


あとはお話。

バイクに乗る時の服装のことや、ブレーキ操作、姿勢について。

あと質問は?と聞かれ、

「私ほど教習オーバーする人はいますか?」

と聞いてみる。

「中にはいますよ。1段階24時間を過ぎて、ハンコ押す欄を増やしたり、中にはいますよ。女性に多いです。最初に怖いと思っちゃうと、すごい時間かかっちゃいますね」

と。良かった、私だけじゃなかった。


今日の教習は終了。

教習所でできる教習は限られているから、実際に路上に出てからが恐怖です。

慣れて平気で乗れるようになるのでしょうか。

今はとても遠い未来に感じます。

22時限目(2段階3時限目)は危険回避

教習の日は、今日はどうだろう?できるだろうか?

と、常に自信がない。

そして朝から緊張してブルーな気持ちだ。


20時間以上も教習してるのに、慣れるとか楽しみとか気楽とか、そういった感情は皆無だ。

ひたすら、心配とか恐怖とか不安とかに支配されている。

こんな気持ちだから、ちっとも進歩がないのかもと思い直し、

「楽しみ楽しみ」

と、車の中で唱えながら、今日もやって来ました教習所。


今日はお若いA指導員様。

私の原簿を見るなり、

「2段階ですねー」

と、嬉しそうに仰って頂けて、目頭が熱くなる。

「長かったですが、やっとですー!」


いつも何故か私は、T指導員様でできるようになり、A指導員様で出来なくなることが多いような気がする。

それはきっと、A指導員様が優しい雰囲気だから、ついつい年甲斐もなく甘えた気持ちになるからに違いないと、私は分析している。

でもでも、私ができなくなると、あからさまに呆れたお顔をなさるので、なるべくなら出来るを維持したいものだと思ってはいるのですが。

A指導員様の時は特に、緩んでしまいそうな気を引き締めようと思います。


まずは1コースを1周。

すぐに2コースへ。

スラロームの最後の二ヶ所のパイロンを踏んづけただけで、そう大きな失敗もなく2周しました。


急制動が上手にできて、

「スピードもブレーキのタイミングも合格です」

と言われて舞い上がる。


「危険回避の練習をしましょう」

と言われ、行ったことない方面へ。

パイロンを2個横に並べて、そこを通り過ぎる時は3速30キロで。

指導員様がその先に立っていて、旗を上げるので、旗が上がってない方に避けつつ停止。

というのを3回やりました。

指導員様を轢いたら大変!と緊張する。


3回とも失敗なくできたので良かった。

でも、やり終える度に、その場でUターンせねばならず、両足ついてヨチヨチヨチヨチとターンするのが大変でした。

ギュイーンとUターンできたらどんなにいいか。

もしかして、できるのかもしれないですが、勇気がないのでやりません。


もう終わりかな?疲れたし。と思っていたら、

「2コースへ戻っていいですよ」

と。頑張ってもう2周。

疲労感を感じながらも失敗なく回れました。


最後に8の字コースをスラロームみたいにグネグネ走って終了。


原簿をもらう際、

「村々さん、だいぶ良くなったね。でもまだ余裕がなさそうだから、余裕を持って運転できるといいね」

と。今までA指導員様からお褒めの言葉を頂いたことがなかったので、嬉しさひとしおです。


余裕は全くありません。

いつもどんな時も必死です。

余裕などを併せ持つのは1年はかかると思います。


次の月曜日は再びシュミレーションです。

恥をかかない程度に上手に操作できるといいのですが。

21時限目(2段階2時限目)はシュミレーション

今日はシュミレーションでした。

前やったシュミレーションは遥か1ヶ月前のこと。

どんな感覚だったか忘れてしまってます。

緊張して挑みました。


若者男子2名と私で参加。

若者2名は仲良しのお友達同士みたいです。

きっと一緒に教習を始めて、2人とも順調に教習が進んでいるのだな、羨ましい。


指導員様は入校式の時にお世話になった方でした。

若者2名は難なく操作し、私はギクシャクしながらなんとか運転しました。

若者達には「上手!」とエールを送り、私が終えると労うように小さく拍手して頂いたりして、3人とも2回づつ乗りました。


私は、横断歩道を渡ろうとしてる歩行者を無視してしまったり、黄色信号で止まり切れずに交差点のど真ん中で停止したりしましたが、優しい指導員様のフォローの言葉で救われまして、ハンコを無事に頂けました。


ただ少し気になったのが、指導員様が、私の原簿の、1段階の教習のハンコが押してあるページを、気に入ったのかなんなのか、ずっと開きっぱなしで丸見えになっていたこと。

普通の人なら9個のハンコが並んでるページに、私のはズララララーっと19個も並んでいるから壮観なのだ。

でも、この初対面の若者2名にまで、私の19個をお見せしなくても良い気がします。

若者達の、教習所話のネタの1つにでもなったら幸いです。


明日は実車で教習です。緊張します。